剣門県北やや東30kmの大剣山にある剣門関は、古代の蜀道における大切な関所であった。ここは勇ましさ・険しさ・幽玄さ・珍しさ・美しさが一体となったところで、唐代の詩人・李白はここを訪れた後、「剣閣山争山栄而雀嵬(剣門関は山が高くて険しく高くそして大きい)という詩句を残し、山々の勇ましさを感嘆している。歴代の文人墨客は詩を詠み、歴代の軍事家、特に三国時代には、ここに多くの遺跡を残した。非常に険阻な関所であるため、三国後期の蜀と魏が相争う戦場となった。
剣門関の主峰である大剣山は、海抜1200mあり、山頂には宋代に建てられた古廟・梁山寺があり、道すがらに剣門関・石筝峰、穿洞梁、仙女橋、舎生崖などの景色を心ゆくまで見ることができる。
剣閣県北
広元県を流れる嘉陵江辺の明月峡に古代に残った桟道がある。往年の諸葛孔明はかつて増改築したことがある。多くの道がここに会合したことから、「中国交通の博物館」とも称されている。
四川省朝天市明月峡(嘉陵江)